子どもの主体性を伸ばせる場所

主体性を育む場所

 スクーミーではスクーマーズのやりたいこと、興味のあることに軸があります。問題に対してすぐ実践、体験ができることは学校の仕組み的には難しい部分でもあり、それをセンサーを使用し実現しているのがスクーミーの強みです。

 世の中にはたくさんの光るものがあり、それらがなぜ光っているのか、なぜその色で光っているのか、など些細なことから疑問を考え、仕組みを知る。その学びが普段の生活でも意識してもらえるようにクラスを展開しています。「スクーマーズがダイブ(没頭)すること」が大切で、クラスが終わった後にスクーマーズがどんな行動を取るのかが一番重要です。「これやりたい!」と思ってもらえたら、そのクラスは大成功です。

 スクーミーでは毎回テーマに沿ってクラスを展開しますが、ここでは子どもたちが「このテーマだから今回はお休みする」といった選択をすることもできます。子どもたちの主体性を育める環境をこれからもつくっていきます。

教員ではなく、スクーミーを選んだ理由

 子どもたちが主体的に学べることが最も大事だと考えており、教員を目指していた私は学校の中でどうやって主体性を伸ばす学びを実現しようか悩んでいました。そんなときにスクーミーと出会い、理念や目的に共感し自分の目指すべき場所の一つだと思いました。

 子どもたちと関わることや何かを人に与えることが、学生の頃から好きなのだと思います。子どもたちに「主体的な学びの場をつくる」という目標はこれから先もずっと揺るがないものだと確信しているので、そういった面でもスクーミーは「知識・経験・人脈」が培える場所だと自負しています。

 大学生の頃からリク先生としてスクーミーに関わり始めたのですが、仕事のスピード感に圧倒される日々で、今まで自分が積み上げてきたものはさほど通用しないことが衝撃でした。今では自信と経験がついてきて、それを評価してもらえる場面もあります。

 最近のエピソードとしては、3月に初めて一人で学校に授業をしに行きました。スクーミーのことを説明できるようになっていたし、教壇に立っても物怖じせずに授業をすることができ、「自分成長したな」と感じることができ嬉しかったです。これも日頃からクラスを一生懸命行ってきた経験の成果だと思います。

みんなとつくる未来の話

 スクーマーズやクルーのみんなに対して意識していることが、どうすればモチベーション高く課題に気持ちよく取り組むことができるかです。人のタスクには「物理的なタスク」を「精神的なタスク」があると思っています。みんながクリアすべき固定のタスクが物理的、精神的なタスクは時間的余裕や頼まれ方などのコミュニケーションによって変動するものです。まずはタスクを共有し「分からない」というストレスをなくす。次に褒めるべきところを毎回探してきちんと感謝を伝えるようにしています。リーダーを務めさせていただいているので、コミュニケーションの取り方や「味方だぞ」という姿勢をリモートだからこそ丁寧に意識しています。「一緒につくっていこうぜ」というスタンスを大切に、覚悟と余裕を持つよう心がけています。

 これからの目標は二つあります。一つ目がクラスを通してより多くの子どもたちにスクーミーを知ってもらい、そしてダイブしてもらう。スクーミーがやっていることは絶対面白く、一人一台スクーミーボードを持っていてほしいですし、思い立ったらすぐに実現できる未来があることを知っていてほしいです。

 二つ目が「クルーになりたいな」と思ってもらうこと。なりたい職業ランキングにクルーが入るくらい魅力的になりたい。そして入ってきてくれたクルーにも「リク先生みたいになりたい」と憧れられるような存在になれるように頑張ります!

株式会社スクーミー タレントクルー
松嶋 陸
「リク先生の社会科見学」の「リク先生」という呼び名で親しまれている。
スペシャリティは「社会科見学」。
子どもたちがダイブするために、興味・関心を引き出し主体性を大切にクラスを展開する。

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