Twinkle Stars Academy について
「Twinkle Stars Academy(以下、TSA)」は、⽣活困窮世帯の⼦どもたちが社会で⽣き抜く⼒を育み、⾃ら貧困の連鎖を断ち切るための学び舎です。山梨県内で起業創業や⼈材育成に取り組む新電⼒であるヴィジョナリーパワー株式会社と、⽣活困窮世帯に対する⾷料⽀援に取り組む認定NPO法⼈フードバンク⼭梨が連携して構築しました。地域の企業が協力し、⽉1回のリアル開催と、週1回程度のオンライン等を活⽤したフォローアップを行っています。英語のコンテンツをバンビバイリンガル幼稚園とイングリッシュプラス株式会社、ITやIoTスキルを株式会社スクーミー、昼食のお弁当は株式会社まもかーるが提供します。⼀般常識やマナー等の社会で必要なスキルや、デザイン思考を学べるコンテンツ等を提供することで、自分の⼒で未来を拓いていける⼈材育成を行います。今回は、8月20日にフードバンク山梨ひまわり支所で行われた、第2回目の授業に潜入しました!
会場は、山梨県中央市にあるフードバンク山梨ひまわり支所。開始時刻が近づくと、子どもたちが続々と集まってきます。認定NPO法人フードバンク山梨は、生徒募集、場の提供を行います。

ヴィジョナリーパワー株式会社の代表取締役であり、TSAの校長である⼾⽥達昭先生の挨拶から、TSAがスタート。仕事で地方に出張していた戸田校長は、オンラインで生徒たちと顔を合わせて言葉を交わしました。ヴィジョナリーパワー株式会社は、アントレプレナーシップ、事業構築を担います。

英語
英語のコンテンツを提供するのは、バンビバイリンガル幼稚園とイングリッシュプラス株式会社。座学だけでなく身体を動かすゲームをしながら、日常で使える英語表現を学習しました。対戦ゲームに負けたチームから「One more time!」など、子どもたちの口から自然と英語がこぼれるように。ゲームに失敗しても先生たちから「Nice try!」と声がかけられ、挑戦したことを認めてもらえる空気がつくられていました。家庭学習には、「オンラインえいごようちえん Peek-a-Boo」を提供しています。

IT/IoTスキル
IT/IoTスキルのコンテンツを提供するのは、株式会社スク―ミー。スク―ミーボードとPCが貸し出され、実践的な授業が行われました。まずは数字が表示されるセンサーコネクターを活用して、子どもたちのアイデアをもとに対戦形式のゲームを実施。ゲームに勝つためにはどんな設定が必要なのかを考え、PCでプログラミングし、それらを即座にスク―ミーボードに反映して先生や仲間と対戦する。この作業を繰り返すことで、自然とプログラミング的思考が養われていきました。最後は子ども同士で教え合いながら、数字の表示とLEDライトを組み合わせたオリジナルゲームをつくりました。

昼食
昼食のお弁当を提供するのは、株式会社まもかーる。毎月TSAのために、栄養バランスを考えた特別メニューのお弁当が用意されています。この日は8月ということもあり、お祭り気分が味わえる焼きそばとたこ焼き風味のコロッケがメインディッシュに。デザートにはかき氷も用意され、おかわりする子どももいるほど、夏らしい味を楽しんでいました。


帰りにはフードバンク山梨から、お土産としてお菓子や食料の詰め合わせが渡されました。
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